保育園からの帰宅後、家のことで忙しくても子どもが遊びたがると、どうしたらいいか悩む親御さんは多いですよね。
「子どもとしっかり遊びたいけど、夜更かしにつながりそうで心配…。」
「一日中保育園で遊んだ後に、家でも遊ぶ必要があるのかな?」
という疑問も。
でも、保育園から帰ってきた後の子どもとの時間は、どんなに忙しくても大切にしたいもの。この記事では、そんな時間をいかに楽しく過ごせるか、いくつかのアイデアを提案します。
保育園帰りの子どもとの遊び方
忙しい日々の中でも、保育園から帰宅後の時間は子どもにとっても親にとっても貴重です。ここで、保育園帰りの遊び時間を充実させるための3つのポイントを紹介します。
一緒に遊ぶことで喜びが生まれる
子どもが喜ぶのには理由があります。それは、親が積極的に遊びに参加することで、子どもと深い絆を築くことができるからです。
子どもの笑顔は、親にとって何よりの幸せですよね。だからこそ、保育園から帰宅した後は、できるだけ一緒に遊びたいですね。
遊びを通じて子どもの視野を広げる
「保育園で遊んだ後でも家でさらに遊ぶ必要があるの?」と思うこともあるかもしれません。しかし、保育園での遊びと家での遊びは異なり、家では子どもが好きな遊びをじっくり楽しむことができます。
遊びを通じて、子どもは創造力やルールを守る大切さ、何かを作り上げる楽しさを学びます。保育園から帰宅後に子どもと遊ぶことは、彼らのさまざまな能力を引き出す絶好の機会です。
保育園から帰ったら何を遊ぶ?子どもとの楽しい時間の過ごし方
保育園からの帰宅途中、どんな遊びを子どもと楽しめばいいか悩んでいる保護者の方々へ、手軽にできて子どもが喜ぶ遊びのアイデアをいくつかご紹介します。
自然素材のライスクレイで遊ぼう
カラフルで手触りが良いライスクレイは、自然素材で作られており、敏感なお子様でも安心して使えます。
一緒に形を作り始め、「これから夕飯の準備をするから、できた作品を後で見せてね」と言っておけば、お子様が一人でも楽しく遊べます。
また、専用のはさみを使えば、はさみの使い方の練習にもなりますよ。
絵を描いたり色を塗ったり
絵を描くことや色を塗ることは、お子様の創造力を刺激し、達成感を与えます。一緒に話しながら進めることで、もっと楽しくなります。
「色使いが素敵だね」「一生懸命塗ってるね」と褒めると、お子様は大喜び。「今日は保育園で何して遊んだの?」「どの友達と遊んだの?」など、日常の会話も弾みます。
水で消せるクレヨンは小さなお子様にピッタリで、お風呂で使えるクレヨンは忙しい時に便利です。
ボードゲームで楽しく学ぼう
少し大きなお子様には、シンプルなボードゲームがおすすめです。
思考力を養いながら、始めと終わりがはっきりしているので、「ゲームを2回したら夕飯の準備をするね」と約束しやすく、お子様も理解しやすいです。
【おすすめボードゲーム】
- テディ・メモリー
- スローペースのカタツムリレース
- アイスクリームタワー
また、海外で流行っているプッシュポップバブルのようなシンプルなゲームは、日本でも人気が出そうです。短時間で楽しめて、シリコン製なのでお風呂でも遊べるのが魅力的。
保育園帰宅後の時間を大切に
- 「おもちゃの片付けが大変」
- 「忙しいときにゲームは難しい」
- 「一度遊び始めると終わりが見えない」
と感じることもあるでしょう。
でも、以下の2つのポイントをおさえれば、子どもとの時間をもっと楽しく、有意義に過ごせます。
家事を一緒に楽しもう
帰宅後は、お子様と一緒に家事をする時間を持ってみてはいかがでしょうか。親子で協力することで楽しめ、2歳頃から大人のまねをしたがるお子様にとって、お手伝いは喜びの源になります。
お手伝いを通じて親からのほめ言葉をもらうことで、自己肯定感が高まり、家事スキルも身につきます。
帰宅直後の5分間を特別に
保育園から帰宅してすぐの5分間は、お子様としっかり向き合う時間にしましょう。この短い時間を大切にすることで、お子様は自分が大切にされていると感じます。
家事を先に済ませようとすると、心ここにあらずで遊ぶことになりがちです。たとえ短い時間でも、その質の高さがお子様にとって大きな意味を持ちます。
遊びだけでなく、おやつを食べたり、ゆったりと抱っこやおんぶをするのも良いですね。
保育園から帰った後のテレビ時間:ルールを決めて快適な家庭生活を
子どもが保育園から帰ってきたときのテレビや動画の見せ方には、事前にはっきりしたルールを作っておくことが重要です。
例えばこんなルールが考えられます。
- 「夕ご飯を作っている間だけ、テレビを見ても大丈夫だよ」と時間を限定する。
- 視聴時間をタイマーで設定し、「タイマーが鳴ったら終わり」と決める。
- 「テレビを見るときは、一定の距離を保って椅子に座る」といった具体的なルールを設ける。
このようなルールを設けることで、子どもには何をすればいいのかが明確になり、親も安心して他の仕事に集中できます。
特に、NHKキッズのように視聴時間を設定できるアプリは使い勝手が良く、おすすめです。
まとめ:保育園からの帰宅後、忙しい中でも楽しめるコツ
保育園からの帰宅後に取り入れやすい活動として、
- 一緒に家事をする楽しみ
- 短い時間でも集中して遊ぶ
- テレビを見る時はあらかじめルールを決める
などをご紹介しました。
保育園の保護者は毎日、時間とどうバランスを取るかに頭を悩ませています。
子どもとの大切な時間をしっかりと取りながら、就寝時間や家事の時間も確保したい、短時間でも子どもと充実した遊びをしたいけれど、どうすればいいか分からないという悩みはよくあることです。
保護者は皆、自分の子どもにとって最良のことをしたいと願っています。そのため、保育園からの帰宅後の過ごし方に悩むのは当然のこと。
皆さんのライフスタイルに合わせて、帰宅後も充実した時間を送れるヒントになれば幸いです。